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2024-09-24

変化・変容の瞬間的エネルギー

KIN79~KIN91 青い嵐の13日間

9月24日~10月6日

本日、9月24日より、「青い嵐の13日間」となります。何度もお伝えしますが、マヤ暦のツォルキン表では、20人のマヤ神様(紋章)が、13日ずつ世界を支配します。今日からは、青い嵐の神様が13日を担当するので、そのエネルギーが巡ります。

「青い嵐」は、マヤ語では、カウアクで、「嵐」キアウイトルと言うアステカの神が司ります。火の女神とか、かまどの神など「火」がまつわる紋章でもあると同時に、ダイレクトに「雨」と言う意味も持っています。

キアウィトルは、アステカの神と言いましたが、厳密に言えば神の名前ではなく、マヤ暦の創造神話の中で世界を支配した過去4つの太陽の一つの事を表しています。

それは、アステカの宇宙観・時間感・歴史観を表す石彫の造形物で、「太陽の石」と呼ばれる物にしっかりと記されています。下の写真が、「太陽の石」です。

真ん中、舌を出しているのが、現在の5番目の世界を表す神。その周り四方に4つの四角があって、これが過去の4つの世界を表しています。オセトル・エエカト・キアウィトル・アトルです。3番目の世界を太陽として支配したのは、トラロック。青い手の神で、雨の神でした。キアウィトルはこの3番目の世界の事を表します。

余談ですが、この5つの世界。1番目はジャガーによって人間は滅びます。2番目は嵐によって滅びます。この時今後風に吹き飛ばされないように、人間を4足の猿としました。3番目は火山の溶岩によって滅びます。4番目は大洪水によって滅び、現在は5番目の世界。5番目は地震によって滅ぶそうです。(リアルですよねぇ・・・)

そして、真ん中の神が舌を出しているのは、この世に永遠なんてないのさ!!と言っているとも言われています。

話は、戻りまして、キアウィトルは、(トラロックと解釈します)雨の神ですが、ここは嵐です。雨を伴う嵐。雲が集まり、稲妻が走り、激しい雨が降り出す。その力強いエネルギーは創造的瞬間を表します。黒雲が闇を作り、雨と霧が闇を作り、稲妻が光った後の頭上には虹がかかり空高く飛翔する。

「変化・変容の瞬間的エネルギー」です!

本来あるべき状況へと動きます。時には強い軌道修正を強いられる事も。偏った考え方やバランスを崩していた状況などが整うかもしれません。青い嵐のキーワードの中には、「家族団らん」「美食」「任せる」もあります。この13日は、たまには、仕事も他に任せて、家族で美味しい料理を囲む時間を作ってみるのも何か気付きがあるかもしれませんね。

「嵐一族」は、そのエネルギーとは裏腹に、敏感で繊細であり、情の深い一族です。でも、その敏感な感受性を表には出さず隠します。それ故に言葉が足りないとか、自分の感情を言葉で表す事が苦手な面もあるのです。大きなカルマを抱えてこの世に生まれた一族で、悩みや悲しみの影響を受けやすい。積極的に困難に立ち向かう勇気と力に、そのエネルギーを使いたい。

嵐のような変容のエネルギーが巡ります。そこには、崩壊のプロセスがあります。もうね、好きじゃなければ崩壊しよう!って感じで、好きな方を常に選んで前に進む方がいいです。第二の城は、ゆさぶられる期間です。その中での、変化変容のエネルギー。少しキツイかもしれませんが、もうここは、エイヤーの精神ですすめましょ(笑)もう、自分の力ではどーする事も出来ないから、後は、何とでもなれーーーーっって、答えを天に投げてどんどん前に進んでいきましょう。

最後は、惑星のお話です。青い嵐の惑星は、「冥王星」です。黄色い太陽と同じです。死と再生を表し、変化を望む人にはいいキッカケになり、望まない人には破壊的な衝撃を与える惑星。今までのスタンダードが崩壊し、そこには二度と戻れない。

「青い嵐」の期間です。ここは変化を大いに望んで、ウェルカムでいきましょう!引き続き人と積極的に逢う事もお勧め致します。嵐は周りを巻き込んで変化を起こすし、冥王星は外部からの影響を伝えてきます。自分の意図とは別の所からの変化がやってくる可能性も高いので、どんどん外に出ていきましょう。

「青い嵐」の13日間の過ごし方ポイント3つは

  • 変化を受け入れる
  • 自分を手放す(采配を天に任す)
  • 楽しい食事の時間を作る

前向き、自己否定的にならない事が大切です!

青い嵐の13日間(過去記事)

青い嵐については、コチラを→「青い嵐

Syalamayaのつぶやき

白い世界の橋渡し。アステカ神話を深堀りした事で、よりその意味を理解できたような気がしていました。「死と再生」今までとは、違う気持ちで過ごした13日でした。多分「52歳」になる日が近いせいもあるのかも。です。

今まで、沢山の方のマヤ暦相談を受けたり、マヤ暦の勉強会に参加したりの中で、52歳の節目の方々に接する機会も多かったのですが、不思議な事に皆さん「新しい世界に進みたい」を口にするのです。仕事を辞めて、保護犬のお世話をしたいとか、看護師の職業を辞めて美容系の仕事に進みたい。離婚をしたい。海外に行きたい。

その時が来たら、私は何を想うのだろう?とワクワクしていたのですが、とうとう来月に52歳を迎えます。その直前の「白い世界の橋渡し」期間。魂の変容のプロセスそのものを表す紋章の中で私が意識した事は、次の世界にこれを持っていくのか、置いていくのか。でした。こんな事、今まで考えた事もない事です。生まれた日から今日まで、色んな事があって、色んな感情や乗り越える出来事。それなりに自分に与えられた「テーマ」も見えてきて。もう充分頑張った!次の世界では、今までやりたかったけど、出来なかった事を沢山しよう!と思ったのです。

なんでしょう・・ちょっとした達成感みたいなのがあったのと同時に、「これは置いていく」と決めた感情や気持ちなんかに、少し落ち込んだりした日もありましたが、私は変身するんだ!の気持ちを楽しみながら過ごしました。

そんなプロセスがあってからの、「青い嵐」の期間は、なんだか物凄いエネルギーがド正面からやってくるような気もしますが、私の魂と同じエネルギーが流れる13日間なので、水を得た魚のように、スイスイーッと軽やかに、嵐の風を味方に過ごそうと思ってます。そして、52歳の日。新しいサイクルが動き始めます。もはや楽しみしかないのです。

次回のつぶやきで、またその辺のお話。しますね!

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