マヤ暦は、20の紋章から形成される。
私達がよく知る「干支」は、十二支の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥と、十千の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵が合わさって、干支と呼ばれ、暦で使われています。土用の丑の日。などがそれにあたります。
マヤ暦では、「20の紋章」と呼ばれる20のマヤ神様でそれを表します。
何故、20なのかと言うと、マヤ人は、両手両足を使って数を数えたので、20が最大なのです。もう少し細かく言えば、0から数えるので、数字で言うと0~19番になります。それ故、19と言う数字は、マヤ暦では「最大数」となります。
しかし紋章は20個なので、0=20 と言う方程式の元計算式が成り立ちます。
1日1日の過ごすテーマを知る。
干支の暦でも、毎日、子の日。丑の日とあるように、マヤ暦にも、竜の日。風の日。夜の日。種の日。と言う流れがあります。その日の紋章を知る事で、今日のテーマを知る事ができます。
13日周期の流れを知る。
ツォルキン暦では、260日で1周期。そして紋章が20個あるので、
260÷20=13日。の数式より13日毎にそれぞれの紋章が回る周期があります。
これをWS(ウェブスペル)と呼びます。
その日、1日の根底にあるテーマで、少し長い期間のテーマを知ります。
流れの起承転結を知る。
マヤ暦は「赤」「白」「青」「黄」の色分けがあります。
赤→起 白→承 青→転 黄→結
その流れを知る事で、生活のリズム。人生の流れを知ります。
逆流を昇る魚より、流れに沿って泳ぐ魚の方が、スムーズに時が流れる。
そんな感じです。
これは、13周期×4色=52日を1つの城と呼び。その城は更に、赤の城。白の城。青の城。黄色の城。と4つの城が存在します。すると、52日×4城=208日。に、次のサイクルへ移行する為に見直しと整えの期間である5つ目の城の52日を足して、260日になります。この5つ目の城は、「緑色」で表します。
個人それぞれの紋章。流れ、それによる相性を知る。
さて。どんどん難しくなってきましたね(笑
既に、もう分けが解らなくなっている方も多いかと思います。
この20の紋章のそれぞれの組合せは、個人にも当てはまります。それは生年月日により算出されますが、私の場合は、260個の組合せがある中の、89番目の組合せが私の紋章となります。これを、KIN89 と表記します。
この、「KIN」は、日であったり、番号であったり、紋章の事を表したりと、度々登場する言葉です。
ちなみに、KIN89は、赤い月と青い嵐 音11 です。
赤い月が、太陽の紋章。青い嵐がWS(ウェブスペル)。音11は、13周期の中の11番目の事で、これを「音」で表します。この、「音」にも深い意味があり、それぞれの音の和音(相性のいい音)があります。
まとめ
と言うように、マヤ暦では、20の紋章と13の音の組合せを、幅広く使う事によって、さまざまな事を含ませています。小さな1日から始まり、13日になり。52日になり。260日になり。そして其々の人生の52年に繋がります。その流れと自分の役割(個性)を知る事によって、オープンハートになり、既にあるミラクルと呼ばれる奇跡(シンクロニシティ)に気付きやすくなります。マヤ暦では、その奇跡を引き寄せるとありますが、私個人的意見としては、「それに気付く」ものと思ってます。
マヤ暦を意識すれば、人生が変わるのではなく、元々そこにある素晴らしい人生に気付きやすくなるだけです。
流れを知って、意識する事によって目の前に用意された「ギフト」に素直に手を出せるようになります。
それが「シンクロニシティ」と思って下さい。
マヤ暦で、相手との人間関係図も診る事が出来ますが、それによって変わるのは「意識」です。「意識」が変わり、行動が変わり、そしてスムーズな流れになって行く。その相手の存在や行動を変える事は出来ません。むしろ変えてはダメです。その人の紋章の特徴があり、人生のテーマをキチンと抱えて存在しています。同様に、自分の人生も同じです。自分に都合のいい人生なんて存在しません。マヤ暦では、「いい年」「悪い年」などの区別はなく、もちろん人間関係においても、「良い」「悪い」は存在しません。全ては用意された配列。自然に風が運んでくれる事とマヤ暦は教えます。
マヤの人達が、作り上げた暦。是非、皆様にも知って頂き、ゆる~く楽しみながら活用して頂ければと思ってます。