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マヤ暦とは

マヤ暦は、天文学を元にした暦法

「マヤ暦」の言葉は、最近良く耳にします。占いのサイトやイベントの占いコーナーでもよく見かけるようになり、ネットで検索しても、沢山のBlogがヒットします。

マヤ暦は、マヤ版占星術と説明するのが1番解りやすいと思います。
マヤ暦の本質は、メキシコの一部、中央アメリカ各地の文明地域で遅くとも紀元前5世紀から一般的に使われていたシステムに基づいていると考えられていて、古くは、サポテカ文明。オルメカ文明などメソアメリカ初期から、以降は、ミシュテカやアステカ暦など、多くの面で共有されていたそうです。※Wikipedia参照

その昔。自然と共に暮らしたマヤの人々は、マヤ神話にある「神イツァムナー」が彼等の祖先に暦法や文学などの「マヤ文化」の知識をもたらした神として崇め。時には、人身供儀なども行う事もありました。そして、高度な天文学の知識で宇宙と一体化し、唯一「戦いのない民族」として存在しました。それは、全て、「マヤ暦」の教えに基づいた流れの中にいたからこそと思います。

マヤ暦の教えとは

マヤの文明は、「0」ゼロの概念を持った古代最古の文明。この「0」とは、
無や起点と言う考えではなく、「完了」「満杯」そして、究極の自由である没我・忘我・無我の概念です。

「0」の概念として、マヤ人は所有が「0」であったとも言われています。
自分の子供も自分の物ではなく、宇宙より預かった命。衣食住に関しても、自分の所有する物は、「0」であり、全ては自然の総合的存在「宇宙」の物と考えました。

そして、「インラケッチ・・・総合意識」を持つ事で、他人を尊重し、相手の役割と自分の役割を理解する事で敵を作る事なく過ごしました。

しかし、時が流れ、時代は変わり。この「0」の概念を見失った時・・・・。
マヤ文明は、人々の争いの渦に巻き込まれ。自らの概念も見失い。そして滅亡の道を辿ったのではないでしょうか。マヤ文明の滅亡の諸説は、88もあるそうです。

☆マヤ暦☆

マヤ暦には、周期や日数が異なるいくつかの種類の暦法があります。

①ツォルキン
1週260日。干支の様な、20の紋章の日数と、13日周期と言う独立した2つの周期の組合せ。

②ハアブ
1週365日。(20日×18ヶ月+5日×1ヶ月)太陽暦に近い暦法。

③カレンダー・ラウンド
①と②の組合せで形成。1周期52年の暦法で、現代でも使用されています。
※②ハアブには、閏年がない為、数世紀後には季節が合わなくなりました。

Syalamayaでは、これらを元に「マヤ暦」としています。